歴史からの伝言
小樽は幕末から近代にかけて、鰊が空前の水揚げを誇りました。
大阪を窓口に商われ、関西・中国方面における農産物の肥料として、米にも哀らぬ価値をもつようになりました。
この鰊という水産資源によって、小樽は飛躍的な経済発展を遂げました。
そして、食用としての鰊の加工技術は、明治以来、蓄積、育成され水産加工業は、この街を支える重要な産業のひとつになっています。
当社は、何といってもこの秘儀ともいえる、伝統的なわざを継承し、さらに独自の洗練された技術を加え、新鮮な味覚をお届け致しております。
【食品加工部門】
- たらこ加工ライン
- かずのこ加工ライン
- しおから加工ライン/鮭加工ライン
- 食品衛生部
- 梱包部/商品受注部
- 新巻鮭
- 紅鮭
- 毛がに
- 帆立貝柱
- ボタン蛯
- 甘蛯
- イクラ
北の厳しい自然に合わせるように荒削りに歩んできた小樽の歴史。
わずか百余年の物語には未来へ伝承されるべき多くの星たちが
今も輝いています。
鰊の盛漁、北前船の活躍、北海道開拓の拠点、
日本で3番目の鉄道敷設、樺太航路での貿易、
そして、樽僑と呼ばれる商人たちの群…
これらが生んだ数々の文化は今、産業・文化・生活に至るまで
私たちの心の中にしみわたっています。
今、その時空を超え、観光という新たな街づくりが
多くの人々を歓迎しています。
は、この小樽の東海岸に位置し、
緑豊かな土地と青い海とに囲まれて、
新しい小樽の文化づくりの一環を担っています。
そして、グルメの里・小樽で磨いた技と心で、新鮮で質の高い原料を
さらにおいしく加工するために、日々努力を傾けております。
北海の醍醐味と当社独自の芸術的味わいを
小樽物語とともにご賞味頂ければ幸いです。